父娘の湯巡り日記　北海道編２−１１　2004・8・5

５日。娘「シコツコシコツコシコツコってここかぁ」。支笏湖畔を通って豪華な丸駒温泉へ。天然露天風呂と大浴場は様子がまるで違って源泉の色も違う。大浴場の露天風呂から見る支笏湖の眺めも良いけれど、湯船の底から湧いている天然露天風呂は趣があって楽しい。おやおや、娘が岩伝いにこっちに来ちゃたよ。娘「こっちの方が本物っぽいね」。湖と繋がっていて温度と深さは湖水の高さで変わる。一番深かった時は1m60cmで反対は50cmだったそう。今日は丁度良い温度と深さ。椅子に腰掛けて涼みながら湖を眺めるのも気持ち良い。娘「広いねー」。
湯から出て有人ドリンクコーナーで氷が入ったコーラを買って庭に涼みに出てみる。屋根のある所で腰掛けるとそこは船着き場でここもエントランス。へー。時のたつのも忘れてのんびりしちゃう。
丸駒温泉　丸駒温泉旅館　0123-25-2341　10:00-15:00　\1000/500

隣の伊藤温泉へ移動。ここにも露天風呂があって支笏湖を眺められた。蛍の餌だとカワニナを捕る男女が露天風呂から出入りしていった。真似して湖へ入ってみたら、おお！火照った体に気持ち良い。でも急に深くなるのでちょっと怖い。娘も真似して「おほー、怖いー」。その昔は道路が無くて舟で行き来してたんだそう。昼ご飯もここで食べてすっかり長居。
伊藤温泉　いとう温泉　0123-25-2620　10:0016:00　\700/350


支笏湖温泉に入ろう。支笏湖KKホテルに行ったら受付まで塩素が漂い顔を見合わせてやめる。
北海ホテルに行ってみたら33℃加熱掛け流しだそう。「飲むのはお勧めしてません」という少し白濁した湯は肌がヌルヌルする。露天風呂は循環と間違われる造りで勿体ない。
支笏湖温泉　北海ホテル　0123-25-2221　11:00-17:00　\800/400



ちょっ早いけれど苫小牧に行こう。で、港へ様子を見に行ったら３時間前だというのに乗船開始。ありり、フンベ山へ行きそびれちゃった。帰りの船は18:45発、翌13:30着の「ばるな」。帰りも同乗許可証をくれて娘も一緒に車で乗船。娘「ありがとう！北海道！」と振り向き手を振る。
貴重品を預けて早速船内探検、この船も結構豪華。夜の居場所を決めた所でディナータイム。\1600/1000円のバイキング。これには娘、目を見張っちゃって大喜び。瓶ビールも注文できるけれど市価の缶ビールの販売機もあって、当然缶ビールでカンパーイ！
やがて離岸したので北海道に最敬礼！有り難うございました。楽しかったです。娘「ありがとう！ほっかいどう！」。
時間一杯まで食事を楽しんで部屋に戻って、あれ？酒が車の中だ。フロントで相談すると係の人が同伴でエレベーターに乗り、車両甲板へ降りる鍵を回してくれました。車両甲板は瀬戸内海を渡るフェリーと違って見事に無人。
パソコンで今まで撮った写真を見ながら夜更かしして、気持ち良い８日ぶりのベッドで過ぎゆく時間を楽しむ。お陰で朝食抜き。
ムクムク起き出してお風呂へ行こう。船は全然揺れなくて景色が見える船のサウナは存外楽しい。娘もサウナを楽しんだとご機嫌。
昼食を食べてたら接岸のアナウンス。あーあ、10日間の旅も終わってしまうー。