父娘の湯巡り日記　北東北編２−５

奥薬研温泉の湯気上がるかっぱの湯にせーのと二人でどっぶーんと入ったら温すぎ！
時刻19時。ありゃー、湯が出てなーい。娘「ばかー」。時間制限は夫婦かっぱの湯だけじゃなくなったんだ。
ガチガチ震えながら車に戻ってこのままじゃ寒い寒い、隠しかっぱの湯を探そう。
ちょっと膨らんだ路肩から下を見ると、おお！あったあった！
雪まみれの階段を降りると真っ暗な中、お湯が溢れてる。
娘「おじゃましまーす！」。
２ｍ四方の湯船に一緒に入って極楽極楽。素晴らしい適温で無味無臭透明の湯が掛け流し。
助かったぁ、ありがたーい。娘「あったかーい」。
川の音を聞きながら二人で深々と更けゆく夜を楽しんでしまう。
いいねぇ。娘「いいねぇ」。

奥薬研温泉　隠しかっぱの湯　24h　\0 　

下北半島を後にして道の駅浅虫温泉まですっ飛ばしてカンパーイ！温泉もあるけれど無視。TV見ながら車中泊。



11月24日、朝から晴天。下見しておいた松の湯に寄る。一番風呂で誰もいない。透明なお湯が掛け流し。
さっぱりして出ると「いいお湯だったでしょ」とご主人と女将さん。
話しを聞くと「掛け流しはここだけ」らしい。
更に是非寄って行きなさいと食事処を教わる。やってなかったらよそへ行った方がいいともおっしゃる。

浅虫温泉　松の湯　017-752-3628　7:00-21:00　\350/150　

お腹空いてた訳ではないのだけれど言われた所に行くと言われた通りのプレハブ。入ると昨夜の宴の残骸があちこちに。
おじさんが外の生け簀で何やらやっていて「今日は休みなんだぁ」と言いながら、ちょっと待ってと店の中のおひつを覗いて「あぁ大丈夫だぁ。どうぞー」。
みかんとお茶を頂いて暫くほったらかし。何食べる？娘「ウニ丼！」。そうか、でも朝から丼一杯は食べる気がしない、半分こしない？娘「それいいね！そうしよう」。
おじさんが帰って来たので二人でひとつをお願いしたら快く作り始めてくれた。
出されたウニ丼、ウニてんこ盛り。大きい殻付きほたて汁が一人づつのオマケ付き。
器を貰って分けていただきまーす。娘「うんまーい！」。ホント旨い！
ポツリポツリとここで働く人がやって来て気だての良い女将さんも現れて、おじさんが社長なのでした。

ろくさん食堂　017-752-4163　ウニ丼1800円　

竜飛に向けて車を進め平舘不老不死温泉へ。黄金崎不老不死温泉はふやける位入ったけれどどんなのかなぁ、ワクワク。
透明な湯が加熱掛け流し。でも循環給排水口があって塞がれてないぞ。循環することもあるのかな。

つがる浜名温泉は平静14年9月9日廃業の看板。板打ちされた建物をウロウロ見学したけれど、お湯が出ている様子はなし。

ここまで来たんだから竜飛まで行っちゃおう！
行ってみたら、たまたま灯台開放日で竜飛灯台の中を無料見学。
娘「ええ？あそこ北海道？」。
でっかいイカ焼き200円。旨ーいと食べ始めたもののあまりのデカさに二人で持て余す程。

竜飛温泉？え？名前に惹かれて行っちゃう。
娘「\500/300でOKって言ってるけどどうする？」。入りましょう。
循環でした。

黄金崎不老不死温泉の夕日が見たかったけれど諦めて帰路へ。
23時無事帰着。