父娘の湯巡り日記　北東北編２−４



山道を進んで行くとパッと開けてこじんまりした温泉街が湯野川温泉。人っ子一人いない。もの凄く透明で無味無臭の綺麗なお湯に浸かって外に出て、やっぱり人っ子一人いない。チト心配になります。

湯野川温泉　寺島旅館　0175-42-5135　10:00-20:00　\300/200　

戻って海側を走ろうか、このまま進んで峠を越えようかどうしよう。
えーい、峠越えじゃ。
進むうちだんだん雪だらけになってしまう。
夕方で凍りそうになってるし。
なんとか無事に峠を越えたけれど二人で「ひえー」の連発。

千金温泉は国道に看板が無く行ったり来たり。この路地しかない！と突入した所に釣った魚を洗う男性。迷わず車を降りて尋ねると「この先だよ」。当たり！
見かけも新しく、地元に愛される温泉銭湯の風情。
お湯は薄塩味の掛け流し。休業中

千金温泉(せがね)　0175-38-4150　13:00-20:00　\300/50　

ブランチから何も食べてない。お腹減ったなぁ、ラーメン食べたくない？
娘「いいねぇ！ラーメン食べよう！」
大間に行けばあるでしょうと港町を探せどお店は何処も休み。

大間温泉は見かけはいかにも循環の町営センター系の佇まい。湯殿も高い所からお湯を流し落としていていかにも超ダメ系。
お湯に浸かってにドッキリ。全部の湯船が掛け流しで泉質も二つ。
ここを真似たのかなぁ、高い所からお湯を落とす仕掛け。どこも循環だったけど、ここが本家か。
これ全部掛け流しだぞぉ。娘「ええっ？これ全部本物なの？！」。
床の真ん中に石で囲った小川風の廃湯道があって、これにつまづきそうで大変怖い。

大間温泉　海峡保養センター 0175-37-4334 9:00-21:00 \370/320　

ここの食堂は18時からで今日は日曜日なので町は何処も休みですと。まだ１時間もあるし先に進みながら探そう。



下風呂に着いちゃったよ。硫黄の香りプンプンの共同浴場大湯に寄る。
二つ浴槽があって、あちいと困ってるとぬる湯の浴槽は好きなように加水してもよろしいとおじいさん。ありがたいお言葉。遠慮無く加水させて頂く。
硫黄臭が体に染み込むまったりの湯。結構なお手前でした。

下風呂温泉　大湯 0175-36-2860　8:00-21:00　\350/50　

娘「お腹減ってもうダメ」。私ももうダメ。
番台のおばさんに尋ねたら、近くにあります、と！
行くとそこは割烹風寿司屋風の店。ラーメンの注文を受けてくれたけれど良く見るとメニューにない。イカ墨ラーメン800円はあったけれど。高額な会席料理もあれば安価なものもあってメニューは至って豊富。
出てきたラーメンは旨いのなんの！魚出汁系でコクがあって後味すっきり。
こりゃー他の料理もきっと旨いんだろうなと想像してしまう。
会計したら一杯500円。うーん、凄く満足！

あさの食堂　0175-36-2838　



石神温泉はビジネス宿と立ち寄り湯が合体したような所でカラオケが響いてる。
お湯は油臭がする強い塩味。掛け流しでくつろぎながらゆったりゆったり。
カラオケが聞こえない入口脇のテーブルでコーヒー牛乳を頂く。
いいねぇ。娘「なんだかうれしいな」。

石神温泉　0175-25-2411　6:00-22:00　\350/150