父娘の湯巡り日記 栗駒・弘前編−1

30日、渋滞もなく長者原SAで車中泊。
1日、まずは湯の倉へ向かう。番所跡から先の国道は夜間通行止めで解除待ちの車がぎっしり。対向車線をすり抜けて林道に分け入る。
凸凹道を5分ほど走ると目印の吊り橋が見えてくる。車を降りて、えっちらおっちら上り下り20分。快晴の山歩きは気持ちいい!やっほー!
宿に着いて早速露天へ。誰も居なくて露天も内湯も全部二人で貸し切り!ついつい小走りになって脱衣所へ。あわてると余計に服が脱げない。あー、先に行かれた、もどかしい。川べりのでかい混浴露天、川の音も景色もお湯も気持ちいいー!
娘「いいじゃん、いいじゃーん」。
1時間ほど溶けてしまいました。
ランプ照明も健在。 休業中
湯の倉温泉 湯栄館 0228-56-2878 10:00-16:00 \500/500 MAP


林道を戻って温湯へ。歪んだガラスが実に味わい深い。いい感じに年月を伝えている。
こけら落としの次の日に入って酒を振る舞われたた露天だけど、何処にお湯が出ていってるのか解らなかった。娘が女湯へ行って見てようやく解決。
娘「パパァ!こっちで出てるよぉ!」女湯に排出口があったのでした。
内湯は広々とした混浴と女湯の二つ。混浴の脱衣所が一つしかないから実質男湯かな?誰もいないし一緒に入って貸し切り!
娘「熱くない?」。そうだよなぁ、なんで温湯って名前なんだろう。休業中
温湯温泉(ぬるゆ) 佐藤旅館 0228-56-2251 10:00-17:00 \500/300 MAP



湯浜へ初めて来た時はR398が一般車通行止。番所跡に車を置いて宿のジープで迎えに来て貰ったのを思い出す。
ありゃ?、チャリンコ青年が一人で急峻な山道に挑んでる、凄いなぁ。
スノーシェッドが終わった右側に看板。ここからは車を降りて歩き。急な下り坂に雪が残っていて危ない危ない。踏み抜いた跡もあるし。
怖い位轟く雪解け水を見ながら10分、崖の下に露天風呂ブームに乗って造られた離れの混浴露天。頂きましょう。
相変わらず岩の割れ目から出てて温泉虫が出そうな神秘的な雰囲気なんだけどいない。いたら普通はダメか。
母屋に行くとお客さんがいなくて二人で男湯へ入れて貰う。銀色というか白と灰色の混ざった湯の花とランプの照明は健在。
湯から出て涼んでいると娘が「パパ、パパ、これ!」。指差す先を見ると、お仲間と一緒に掲載された雑誌が張られているではありませんか。
ご主人に、これ私というと「ありゃまー」。ご主人が女将さんを呼んできて女将さんも「ありゃまー」。
宿を出たら、さっきのチャリンコ青年がチャリンコごと来たぞ。
ありゃまー。 
湯浜温泉(ゆばま) 三浦旅館 090-8925-0204 8:00-19:00 \500/250 MAP





坂を下って大湯へ。湯量豊富で98.3℃。加水無しには絶対入れないから100%源泉なんて言わない。露天から川へ降りる階段があって、夏は川遊びができそう。今の季節は冷たい冷たいとんでもない。娘「冷てー!」。
すぐ上流に源泉が囲ってあって「キケン!入るな!98度」と赤ペンキ。娘「入っちゃう人がいるのかね」。かもねー。
大湯温泉 阿部旅館 0183-47-5102 8:00-22:00 \400/200 MAP