父娘の湯巡り日記　三沢～草の湯編－５

何度もここの道の駅にお世話になりながら、どうせ循環だろうと温泉には入らず仕舞い。朝食の文字に後ろ髪引かれながら出発すると、
娘「そんなに食べたいなら食べればいいじゃん」。
で、舞い戻って朝食を注文。
旅館で頂く様な朝食が出てきて感激。娘「うれしいねー」。
オマケに入浴券付き。
お風呂に入ってたまげてしまう。内湯は想像どうりの循環なのだけれど露天は真っ赤な炭酸泉がこれでもかと溢れてる。女湯の娘に露天に行け！と言ったものの、娘「ない！」。
男湯・女湯を毎日入れ替えていて、凄い湯は一ヶ所だけなのでした。
矢立峠温泉　大館矢立ハイツ　0186-51-2311　7:00-21:00　\270/220

お！あいのり温泉が日帰り温泉施設建設と宿泊施設のリニューアルが進行中。プールはすでになくウォータースライダーも解体中。

大館まで南下して滝の沢共同浴場を探すけど、どこだぁ、どこにあるぅ。半信半疑で走り回って偶然見つけたけど、こりゃーわからんです。林道の途中にポツンと建っていて無人。40℃位の透明な湯が掛け流し。デヘヘとつい笑ってしまう。
滝の沢温泉　共同浴場　0186-49-3111(市役所)　24h　\0　

永森温泉・土手の湯っこは解体されたと地元の方。残念。

湯瀬に立ち寄ったらどこもでっかい建物。娘「絶対イヤ！」と言うので共同浴場みたいな所に入ってみたものの、この旅初の循環。
湯瀬温泉　湯瀬ふれあいセンター　6:00-21:00　\200/50

コンビニも無くて昼ご飯を食いはぐれそう。湯瀬で探すと一軒だけ小さい食堂が開いてて本当に良かったぁ。

大雨の中、草の湯に向けて走っていて、ありり、行き過ぎたみたいだぞ下ってる。引き返すと人影があるので聞きに行くとその方、草の湯の入り口まで行ったものの雨で引き返して来たばかりなんだそう。見落としたポイントを教わって林道に分け入って登り、三菱マテリアルのプレハブを発見。地熱発電調査の施設があって物凄い爆音を放ってる。
物凄い雨なので下着の上にカッパを着てサンダルで行くことに。さぁ！行くぞ！娘「おー！」。
と外に出たら、雨止んでるじゃない。娘「ま、又降るでしょ」。熊除けベルを鳴らしながらの山歩き。輪切りの木道は雨水で浮いたり沈んだりしていて、外すとズボッ、乗ってもバランス崩してズボッ。気にしない、サンダルだし。徒渉もあってドロドロになるけれどサンダルで直ぐに洗えちゃうし。
２キロ程ワーワーやりながら進んだ所に草の湯発見。雨はすっかり止んだまま。
40℃位の硫黄泉が岩の割れ目に綺麗なピンク色を着けながらじゃんじゃん湧いていて、早速いただきまーす。
おおぉ、いいねぇ。娘「うひゃー、いいねー」。
娘「パパ！泡が付くよ！」。えぇ？また先に泉質を語られた。硫黄泉で酸っぱくて炭酸泉。虻もいなくて極楽極楽。
草の湯温泉　野湯　TEL不明　24h　\0　

おおっと凄い雷鳴、戻ろうか。娘「そうしよう」。
帰り道、落雷で崩落した木がドッサリと道を覆ってる。危ない危ない。
マテリアルの喧しい音が聞こえてきて逆に安堵。車に戻って着替えていたら、あらら、再びザーと大雨。
娘「ラッキーだったね」。ホント。

安比温泉に行くのは諦めて新安比温泉をウロウロ。ここにしようと行ってみたら当たり！茶褐色に濁った湯が掛け流し。この湯をラストに夕方までまったりしよう。
安比豊畑温泉　フロンティアの湯　0195-72-5740　9:00-22:00　\500/250

23時、無事帰京。楽しい旅でした。